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遺品整理の費用を抑える買取のポイント
遺品の価値を知る買取業者に依頼しましょう
遺品整理では、手元に残すもの、処分するもの、買取に出すもの、と行き先は大きく3つに分かれます。
遺品整理業者によっては、処分と買取を同時並行で進める業者もありますが、故人の思い出が詰まった品を二束三文で手放すことがないよう見極めも必要です。
今回は「熊本スキルサービス」が、遺品整理の費用を抑える買い取りポイントについてお話します。
「遺品整理業者」と「遺品買取業者」は、ここが違う!
「遺品整理業」と「遺品買取業」は、似ているようでまったく別の業務になります。
近年では、遺品整理業者が買取を行うケースも増えていますが、買取は古物商免許を取得している業者でなければ取引はできません。
遺品整理業者から「買取もできます」と言われたら資格の有無を確認しましょう。
遺品整理業者は、普通の不用品回収業者とは異なり、故人様の生前の思いを供養し遺品を処分します。
最近では、遺品整理士という資格も注目されるようになり、廃棄物やリサイクル品の専門的な知識を持つスタッフがいる業者も増えています。
買取を利用して遺品整理費用を賢く抑えましょう
高齢の方の遺品の中には、高価なアンティーク品や着物、楽器など、高額取引になる遺品が混在していることが多々あります。
そのため、遺品整理前に買取業者に査定を依頼すると、思いがけない価格がつき遺品整理費用の助けになることもあります。
遺品整理業者によっては、買取業者と提携し、遺品整理当日に一緒に訪れ、整理と査定を平行して行う業者もいます。
しかしながら、中には遺品を不用品として処理するとご遺族に伝えた後に、転売する悪質業者もいます。
このようなトラブルを避けるためにも、買取業者に入ってもらい遺品の価値を正しく鑑定してもらう意義はあるでしょう。
スムーズな買取には準備が必要です
遺品整理前に買取業者へ査定を依頼するご遺族もいます。
手間はかかりますが、商品ごとに買取業者を分けると高値がつきやすいです。
貴金属は、ジュエリー専門業者、本は古本屋、家電はリサイクルショップなどです。
ただし、価値が判断できない遺品も多くあります。
遺品整理前に、広いジャンルに対応できる買取業者に査定してもらい、埋もれている遺品はないか検分してもらうとよいでしょう。
買取査定では、ホコリにまみれた電化製品や、からまっているジュエリーなどは価値が下がります。
そのため、不本意な査定価格をつけられないために、ご遺族が仕分けやクリーニングをする作業時間も必要です。余裕を持って取り組みましょう。
また、故人様が残した遺品は「動産」といい、不動産以外の財産という扱いになります。
動産は相続人で分配することが民法で定められているので、親族への相談なしに勝手に整理や買取を依頼してはいけません。
遺品整理で損をしないために
ご遺族だけでは、遺品の価値を見極め、適正な価格か判断することはとても難しいです。
そのため、ご遺族が損をすることがないよう正しい鑑定と査定知識を持つ優良な買取専門業者に依頼することをおすすめします。
買取額が遺品整理費用の助けになると、ご遺族の負担も軽減されます。